徳島におけるキャリア支援の専門家キャリアコンサルタントのオシゴトコラム お仕事に関する情報はもちろん、徳島の楽しい情報などをお届けします。
2017年10月10日 徳島の雇用情勢(詳細)
こんばんは。

前回は、求職者優位の売手市場の傾向なっている
徳島の雇用情勢について取り上げましたが、

実際そうなのか、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

ちなみに、8月分の徳島県全体の有効求人倍率は1.40でした。

地域別(職業安定所別)
 徳島 1.60倍
 三好 1.56倍
 鳴門 1.38倍
 阿南 1.13倍
 牟岐 1.12倍
 小松島 1.07倍
 美馬 1.05倍
 吉野川 0.88倍

 仕事の探しやすさでいうと、ハローワーク徳島管内がベストで、
 ハローワーク吉野川管内は相対的に探しにくいという結果です


雇用形態別
 正社員有効求人倍率 0.96倍

 パート等も含めた全雇用形態の有効求人倍率に比べて、
 1倍も下回っていて、求職者優位とは言い切れない数値です。
 とはいえ、従来に比べて随分と高くはなっています。


職種別(抜粋)
 事務的職業(フルタイム) 0.50倍
 事務的職業(パート)   0.55倍
 サービスの職業(フルタイム)2.29倍
 サービスの職業(パート)  4.14倍

 全体では1.40倍でも、事務系はフルタイムもパートも人気で、
 求人件数の倍くらい求職者が多い状況です。
 特に、事務のなかでもフルタイムの一般事務は0.37倍で、
 逆に、会計事務は1倍を超えています。
 事務にこだわるなら、簿記の勉強をして経理事務を目指すといいかもしれません。

 介護や飲食関係など、サービス業は全体の平均値を大きく上回り、
 非常に探しやすい状況です。特にパート・アルバイトに依存している
 ポジションはかなりの人手不足状態といえます。


極端な例ですが、徳島市でパートのサービスの職業は非常に探しやすく、
全体的に売手市場と言いながらも、吉野川市で正社員の一般事務を探すのは、
結構大変かもしれません。


数年前に比べて、全体的に数値は底上げされているかと思いますが、
地域や雇用形態、職種によってバラつきがある点はご留意ください。





2017年10月3日 徳島の雇用情勢
こんばんは。

今回は、徳島県の雇用情勢について。


つい先日も発表がありましたが、
毎月、月末頃に厚生労働省から有効求人倍率
総務省統計局から完全失業率が公表されています。

有効求人倍率は都道府県別データもあって、
徳島労働局HPにも掲載されていますが、

9/27に発表された8月分は、1.40倍でした。


有効求人数は、16,238人、
有効求職者数は、11,813人で、

1人の求職者に対して、1.4人分の求人がある計算で、
数値上は求職者優位の売手市場となっています。

リーマンショック後に大きく落ち込んだ
2009年8月・9月の0.57倍から右肩上がりで、
当時の倍以上になっています。


ちなみに、全国の8月分の有効求人倍率は、
1.52倍で、徳島よりやや高い水準ですが、
同じような推移をたどっています。


いずれにしても、仕事は探しやすくなっている
という統計結果ですが、実はもう少し詳しく見ていくと、
同じ徳島県内でも地域によって、また職種によって、
大きくバラつきがみられます。


長くなってきたので、続きはまた次回に!





2017年9月21日 徳島の求人媒体(3)
こんばんは。

「徳島の求人媒体」の3回目、最後の「需給調整機関」についてご紹介します。

聞きなれない言葉かもしれませんが、
ざっくりいうと求人企業と求職者のマッチングを行うところで、
大きくは公的な機関と民間の機関に分けられます。


■公的需給調整機関
 ・ハローワーク
 ・ジョブカフェ
 ・徳島県すだちくんハローワーク
 …等


■民間需給調整機関
 ・人材紹介会社
   有料職業紹介事業者(転職エージェント等)
   無料職業紹介事業者(業界団体、組合、就労支援機関等)
 ・人材派遣会社


いずれもWeb媒体等でも求人情報を掲載したりしていますが、
需給調整機関としてリアルな対面の場で、相談も合わせて対応可能な
ところが特徴かと思います。


Webや紙面の単なる求人情報とは違って、
求人票だけでは分からない企業の状況や、募集の背景等々も知れることがあります。
(公的機関は立場的に言えないこともありますが)

民間の需給調整機関など、登録しておくと、自分の希望や経歴にあった求人を案内してくれたり、
応募にあたってのフォローもあったり、忙しい方にはいいかと思います。
取扱求人件数としては、公的需給調整機関のハローワークや、求人サイト等にはかないませんが。


自分の状況や、希望の雇用形態や条件等を勘案して、
自分にあった求人媒体の活用を!








2017年9月11日 徳島の求人媒体(2)
こんばんは。

今回は、「徳島の求人媒体」に関する2回目ですが、
「紙媒体」に続いて、求人情報の本丸ともいえる「Web媒体」について。

Webなので、特に徳島に限らずということになりますが、
徳島県内の求人情報という観点で考えてみたいと思います。


■ハローワークインターネットサービス
 就業場所「徳島」で検索すると、
 フルタイムが5000件弱、パートが約3000件。


■大手求人サイト
 転職、アルバイト、派遣、新卒等の形態毎にあり、
 徳島県で検索すると各サイト200~400件程度。
 ex.リクナビ、マイナビ、DODA、en、ジョブセンス、バイトル、…


■特化型求人サイト
 薬剤師、保育士、看護師、介護…等、職種に特化した求人サイト。
 その他、地域特化や特定領域に特化したサイトなど。

 
■人材サービス会社のホームページ
 人材派遣、人材紹介の企業HP上で求人掲載。
 数10件~100件程度。

 
★★求人検索サイト(検索エンジン)
 上記のWeb上のあらゆる求人情報を検索するサイト。
 indeed、careerjet、スタンバイ…等
 


最近、CMも増えている「indeed」は、
求人検索サイトのなかでも圧倒的なユーザー数を誇り、
一般検索はGoogle、動画検索はYouTube、求人検索はindeedとも言われています。
(Googleが求人サービスに取り掛かり、先々は分かりませんが。。)


ちなみに、コラムを書いているので、この「あわジョブ」についていうと、
徳島県内の求人に特化した地域特化のサイトで、

それとなくPRしておくと、「あわジョブ」オリジナルの求人のほか、
ハローワークや各種求人サイトの情報も網羅したindeedとも連携していて、
求人件数としては、結構なボリュームになっているかと思います。

例えば、「徳島市」だけでも約5000件、「事務系」では約1300件という感じです。


徳島で仕事を探している方はもちろん、徳島へのUターンを考える方などは、
必然的にWebで探されることになると思いますが、参考まで。


2017年9月4日 徳島の求人媒体(1)
こんばんは。

今回は、徳島で仕事を探す際に、どんな求人媒体があるか?
ということについて。

大きな括りでいうと、
1.紙媒体
2.Web媒体
3.需給調整機関

といった感じで、複合的なケースもありますが、
今回は、まず「1.紙媒体」について、ご案内させて頂きます。



[求人誌](週刊・フリーペーパー)
・Qスタイル
・てんまが 
・週刊ARPA(アルパ)


※Qスタイルは、ワークスタッフ関連の株式会社キュースタイルが運営。
※てんまがは、徳島派遣センター関連の有限会社転職まがじんが運営。
※ARPAは、高松本店のJASDAC上場・株式会社KG情報が運営。

※てんまが、ARPA(e-ARPA)は、Webサイトでも求人掲載。



[その他]
・あわわ(あわわーく)
・徳島新聞(求人広告欄)

※あわわーくは、月刊フリーペーパーあわわfree内の求人コーナー。(Web掲載あり)
※徳島新聞は、求人欄に毎日掲載。


県外では、リクルート社のタウンワークなどCMでも有名な求人誌がありますが、
徳島では発行されてなく、地場を中心とした3誌となっています。
Webへの移行が叫ばれつつも、徳島ではまだまだ紙媒体が強いと言われてましたが、
さすがにスマホの普及等もあり、ここ最近はWeb媒体におされている印象です。


紙媒体は、どうしても原稿出稿から、紙面発行まで最低でも数日のタイムラグがあるのがネックともいえます。
興味ある求人に応募しようとしたら、発行日には既に決まっていたり。。

その点、紙媒体でも新聞の求人広告は、出稿の翌日掲載が可能ですが、広告主側としては、1日しか見られないというデメリットも。
徳島では地元紙の発行部数の多さに特徴もありますが、読者層も高齢化していて、それに合わせた求人が多くなりつつあるとも言われています。


ではでは、今回はこの辺で。
次回は、Web媒体について、ご案内します。



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